前提として自分はルーカスが関わったⅠ〜Ⅵが好きです。映画としてどうかではなく、ルーカスが造った常に新しさを感じさせてくれる世界そのものが大好きです。
シークエルはどうか。「フォースの覚醒」は面白かったけれども純粋に好きな映画とは言えませんでした。プリクエルに失望したオリジナルのファンを意識し過ぎに感じました(接待映画と呼んでいます)。キャラクターはより現代的で良かったですが、ストーリーやメカ、惑星など見新しさのない世界観でした。逆に「最後のジェダイ」は新しい方向性にする為にツイストをかけた結果、これまでのシリーズが大切にしてきたエッセンスを壊しているように感じました(敢えてだと思いますが)。世界観に没入できないので脚本の粗など映画的な欠点も気になってしまいました。
オリジナル、プリクエルは目指している方向性が見えていましたが、個人的にシークエルではⅨで最終的に何を伝えたいのかがよくわかりません。
ⅨではJJが再び監督します。JJの「ファンが満足する作品になる」という発言は、また焼き直しのような見新しさのない映画になっていないか、正直不安です。
Ⅸに個人的に求めることは
・接待映画にせず、過去を大切にしながら新しい挑戦を
・最終作に相応しい作品に
です。