試写多め.
『TITANE/チタン』
— Taku (@batmanight) 2022年3月2日
デュクルノー監督作に通ずる「少女の心的成熟と身体変容」というテーマは本作も同様だが、今回は老消防士との精神的な繋がりを通して、より複雑で感傷的な領域に踏み込む。
センセショーナルなアイデアに依存せず物語を伝える、さらに熟練した監督の手腕を感じた。@FansVoiceJP pic.twitter.com/pvXZj1WLhS
『ベルファスト』
— Taku (@batmanight) 2022年3月8日
ケネス・ブラナーのパーソナルで優しい物語。98分のミニマムなアルバムにあるのは、彼のベルファストへの郷愁と少年時代の映画への憧れ。
主題歌『DOWN TO JOY』がとても良い。@FansVoiceJP pic.twitter.com/besOrgzjmM
『私ときどきレッサーパンダ』
— Taku (@batmanight) 2022年3月16日
よく出来ている。血族の呪縛とそこからの解放を高いエンタメ性と解像度を持って描き切る。ポップで繊細な映像表現も素晴らしい。
ただ本作に限らずだが、提示した問題に対するジャンル映画的解決法について考えさせられる。問題が単純化されないか? pic.twitter.com/vDI0sCPgtw
『カモン カモン』
— Taku (@batmanight) 2022年3月19日
擬似親子の人間関係の構築を丁寧に描きつつ『トーキング・ヘッズ』的な実録取材が織り交ぜられることで、未来への物語は個人を超越する。どんな思い出もやがて記憶から消えていくだろう儚さに対する「声を録音する」という行為が持つ意味が感動的。@FansVoiceJP #カモンカモン pic.twitter.com/0QORp7rBqG