新年度
『アンビュランス』
— Taku (@batmanight) 2022年4月3日
久しぶりのベイ!早いカット割と意味があるのかよく分からないダイナミックなドローン撮影。これが不思議と心地よい。理屈は不明だが快感を与える技術は、もはや巨匠の域。全体的には比較的地に足がついていて、ベイの実物主義がマッチしていた。ローン・バルフェの劇伴も見事。 pic.twitter.com/E0bMafoEUf
『ニトラム』
— Taku (@batmanight) 2022年4月9日
実話ベースだが、キャラ配置や演出等による社会構図の炙り出し方があまりに巧い。このような作品は巧いほど、その存在自体が賛否を呼ぶ。個人的には、完全には彼に寄り添っていないと思うのだが。強調されていたのは、彼の内界よりも、(観客も含めた)その外の世界だったように感じた。 pic.twitter.com/Uw4fiSKSek
『パリ13区』
— Taku (@batmanight) 2022年4月10日
好きな群像劇がまた増えた。
人を愛する過程で、SNSでお互いの内面を知っていったり、まずは性行為から、といった現代の恋愛模様がリアルで面白い。また、そこにはより普遍的な「人と人の繋がり」も感じた。
劇伴のフレンチエレクトロの音楽が心地良い。#パリ13区@FansVoiceJP pic.twitter.com/UYT09RhWIF
『 #アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ』
— Taku (@batmanight) 2022年4月11日
バカっぽくて卑猥で知的。ラドゥ・ジュデ監督の過去作に通ずる社会への鋭い切り口が健在。自分の知る限り、コロナ禍を最も巧く反映している映画でもあった。
今回は自己検閲版だが、それすらも風刺していて、これはこれで良いのでは。@FansVoiceJP pic.twitter.com/hm9w6fTsNR
『インフル病みのペトロフ家』
— Taku (@batmanight) 2022年4月30日
時系列をシャッフルし、時間と場所、現実と妄想を行き来する構成に始めは戸惑う。が、徐々に概要を掴んでくると、その作りの緻密さを実感。
全体に漂う閉塞感。それを生み出すソ連以降の社会構造が寓話的に表現され、痛快な不条理劇が展開される。 pic.twitter.com/JsiRGpUKtM