金子監督おめでとうございますの月.
『#人質 韓国トップスター誘拐事件』
— Taku (@batmanight) 2022年9月1日
サスペンスもアクションもバランス良く演出されている良作。撮影も良いなと思ったら、最近だと『モガディシュ』を撮ったChoi Young-hwan。
ファン・ジョンミンが本人役を演じているので、彼の映画を観ていればより楽しめるかも。@FansVoiceJP pic.twitter.com/DERsSLwNYJ
『さかなのこ』
— Taku (@batmanight) 2022年9月3日
「奇妙」な作品であるので好みは分かれるが、大傑作だと言っておく。奇妙という言葉は本作に不適である。ベスト配役であるのんと完全には実話に徹しない方向性、監督の巧すぎる諸々の演出(特に「大勢」の配置・動かし方が特徴的)が相まって、唯一無二に輝く作品になっていた。 pic.twitter.com/8eK7qyqFeQ
『映画はアリスから始まった』
— Taku (@batmanight) 2022年9月4日
大傑作。歴史を生み出し、歴史に埋もれた世界初の女性映画監督アリス・ギイの功績をリスペクトを持って再生し、次世代に繋いでいく。"新たな"映画史の、その鮮やかな語り口が素晴らしい。
故アニエス・ヴァルダがアリスに言及する数秒、目が潤んだのはここだけの秘密。 pic.twitter.com/EKYV9YIaLg
『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
— Taku (@batmanight) 2022年9月4日
めちゃくちゃ面白かった。始めから話がサクサク進む。カット数の多い、こういう軽快な話運びは邦画だとあまり観たことなくて新鮮。円井わんさんは『コントラ』からお目にかかりましたが、大変魅力的でした。@FansVoiceJP#マンデイズ pic.twitter.com/dBqIPi6rfO
『ベルベットクイーン -ユキヒョウを探して-』
— Taku (@batmanight) 2022年9月6日
大傑作。動物の自然な姿を撮るためにカメラの存在を消そうとする他作品とは違い、彼らがこちらを睨んでいるようなカットで溢れている。人間の方こそ常に観察されている。映画はユキヒョウを探す2人をカメラに収め、大自然に観察される人間をも表現する。 pic.twitter.com/V4ZjlPa7Zg
『瀉血』
— Taku (@batmanight) 2022年9月10日
監督の経験を基にした物語、各ショットや設定、台詞にも監督の拘りを感じられ、彼のパーソナルな映画である印象が強い。全体的に撮影が良かった。モノクロなのは粗を誤魔化す為らしいが、視点操作からのドキッとさせられる冒頭や帰路での分かれ道の場面など、明暗の対比が効いていて良い。 pic.twitter.com/kRmPN7DCVw
『幽霊がいる家』
— Taku (@batmanight) 2022年9月10日
好きでした。もっと長くても良いくらい。『瀉血』との連続上映で、作風は全く違うものの「創作」に関わる部分で共通項あり。 pic.twitter.com/Va1cbwClnz
『ブレット・トレイン』
— Taku (@batmanight) 2022年9月11日
自分は好きでした。ガイ・リッチー風の作劇は上手くないし色々とおかしなところはあるものの、それも含めて割り切っているようで楽しめた。原作は未読だが、ブラピをはじめ国際色豊かなキャストは良かったと思う。 pic.twitter.com/iXuUlWb0QN
『NOPE/ノープ』
— Taku (@batmanight) 2022年9月12日
ネタバレなしで語るのは難しい。ちょうど先日観た『ベルベット・クイーン』は「視線」の映画、『映画はアリスから始まった』は映画史を語り直す作品だったが、本作はそのどちらにも当てはまる。ジョーダン・ピールがこの物語を展開するうえで選んだジャンルの選択が素晴らしい。 pic.twitter.com/r8koInI69c
『LOVE LIFE』
— Taku (@batmanight) 2022年9月19日
山崎紘菜が山崎を演じる本作をTOHOシネマズで観てしまい笑いそうになったが、傑作団地映画だった。互いにどこか距離感のある者たち話を、団地という住人同士が繋がりかつ断絶される場でやっているのが良い。団地ならではの、各部屋の光の演出が印象的。木村文乃の空虚な目も素晴らしい。 pic.twitter.com/DtSUiTSLbw
『#スペンサー ダイアナの決意』
— Taku (@batmanight) 2022年9月24日
前情報なしで観たので、良い意味で予想外だった。皇太子との離婚を決意する直前の、ダイアナの不安定な3日間。クリステン・スチュアートの表情と撮影のクレア・マトン、音楽のジョニー・グリーンウッドが醸し出す不穏な雰囲気はホラー的ですらある。@FansVoiceJP pic.twitter.com/1H3LpmcO2S
『バビ・ヤール』
— Taku (@batmanight) 2022年9月24日
キエフの渓谷バビ・ヤールで起きたユダヤ人虐殺についてのドキュメンタリー。バビ・ヤールでの虐殺そのもの以上に、その前後の事象が印象に残ったが、それは原題に「コンテクスト(文脈)」が含まれることから納得。
それにしても、当時を伝えるフッテージの数々に驚く。 pic.twitter.com/bpROWL0v3h
『アテナ』
— Taku (@batmanight) 2022年9月25日
フランス団地映画として『レ・ミゼラブル』(2019)を思い出す。権力vs国民の構図がスペクタクルを持って描かれるが、その手段としての暴力の虚しさも強調される。多用される長回しは、カメラの存在を意識させず好印象。テンションの起伏がないのは気になるが、力作であることは間違いない。 pic.twitter.com/b6U8okltfC