まあまあ
『#エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年2月5日
傑作!壮大なのにインディペンデントな作りで,どこか懐かしい感じ.ユニバースにより撮り方が変わるのも面白い(ウォン・カーワァイ的な映像だったり).多層的で複雑だが,このカオスな感じを楽しむのも醍醐味.#エブエブ @FansVoiceJP pic.twitter.com/JoU39UxLMY
『バビロン』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年2月12日
傑作。過去作同様、理想に対する現実を描いた苦い作品。トーキーへの移行を描いた(ゾウ繋がり)エテックス『ヨーヨー』が創造の力を高らかに宣言したのに対し、本作は無限の可能性を秘めた「映画」に対する有限な自己を同時に浮き彫りにする。話運びに冗長さは感じるがこれは好み。 pic.twitter.com/jgaz2UBweE
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年2月18日
過去作にあった身体縮小拡大の愉しさは薄くなり、スペースオペラ色が濃く。しかし、このジャンルはMCUでも擦られてきたもので既視感が否めない。キャサリン・ニュートンのフレッシュさが良き。ジョナサン・メジャースのパンチが速くて『クリード3』が楽しみに。 pic.twitter.com/rbJgrnsTC8
『イニシェリン島の精霊』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年2月19日
『ヒットマンズ・レクイエム』からの文脈もあって、マクドナー映画の中では特に好きだった。『スリー・ビルボード』とはある意味で逆の、理解し合えない者達の関わり合いにグッとくる。
狂言回し的な役柄のバリー・コーガンも素晴らしかった。 pic.twitter.com/Mj9VumXa7Y
『ボーンズ アンド オール』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年2月21日
食人≒殺人には普通は罪の意識が伴うが、宿命論的にそれを行う者には罪悪感を感じ得ないという苦しみが見える。ボーイミーツガールものではあるが、より広く、社会規範から疎外された"同族"達が繋がりを求める話でもある。 pic.twitter.com/S9c5V1mxU1
『エンパイア・オブ・ライト』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年2月24日
素晴らしい瞬間が幾つもあるが、全体的に詰め込みすぎな印象も。メインの中年女性と黒人青年はそれぞれの心情の機微が描かれていて良かった一方、そのロマンスには若干ステレオタイプも見える。彼らの同僚達が魅力的だったので、そちらを中心に据えた話をもっと見たい。 pic.twitter.com/iM8oTYyplD
『逆転のトライアングル』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年2月25日
面白かった。資本主義を享受する富裕層が平等な分配を求めていく、つまりヒエラルキー中の自分の立ち位置を理解していない彼らと、それを理解している使用人の対比、そこからの原題が効いてくるラストが良い。ただ、長尺での表面的な風刺のオンパレードは冗長に感じた。 pic.twitter.com/ebLaWQ7RSs
『#郊外の鳥たち』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年2月26日
個人的には、感触的に『ファイブ・デビルズ』に近かった。子どもの物語と大人の物語は互いに平行なようで何処で交点を持ち、円環とも違う不思議な時空間感覚に陥る。様々なメタファーが散りばめられており、再度鑑賞したい作品。ホン・サンス的ズームアップも楽しい。@FansVoiceJP pic.twitter.com/3MbTTNcrUT
『#マッシブ・タレント』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年2月28日
ニコラス・ケイジが演じるニコラス・ケイジは、映画みたいな事件に巻き込まれていく中で"ニコラス・ケイジ"を取り戻していく。ペドロ・パスカルとのブロマンスで進んでいくその過程が面白おかしく、感動的でもある。ニコケイをあまり知らない人にもおすすめ。@FansVoiceJP pic.twitter.com/BpPq6jNyVR