2026-01-01から1年間の記事一覧
『プラダを着た悪魔2』を観た。前作はアン・ハサウェイ演じるアンディがメリル・ストリープ演じるミランダの下で右往左往する話だった。ファッションには元々興味がない彼女が、業界で揉まれ、最終的にはミランダと決別する。 本作では、出版社でのリストラ…
『チェイン・リアクションズ』を観た。『悪魔のいけにえ』について5人の作家や批評家が語っていくドキュメンタリーである。これが面白かった。『チェイン・リアクションズ』というタイトルは、『悪魔のいけにえ』を発端にして、連鎖反応的に「私の『悪魔のい…
『モール/シャドウ・ロード』、シーズン1の最終話まで観た。結論から言えば傑作だった。モールといえば、『ファントム・メナス』での鮮烈なデビュー後、『クローン・ウォーズ』でその寡黙な戦士というイメージからはかけ離れた人間臭い姿で再登場した。『シ…
Netflixのサメ映画『猛襲』を観た。面白かったが、割と変なバランスの映画だったように思う。 台風の急襲によって堤防が決壊し、洪水が町を押し寄せる。水没した町は孤立し、さらにサメ達も一緒にやってきて阿鼻叫喚の世界に変わる。 町に流入したサメ達は特…
サメ映画『デンジャラス・アニマルズ』を観た。脚本のNick Lepardはオズグッド・パーキンス新作『KEEPER/キーパー』を手掛けているのが何気にポイントである。 タイトルが「アニマルズ」と複数形になっているように、危険生物がサメ一匹ではない。むしろサメ…
『サンキュー、チャック』は、2025年ベスト10に選んだほど、私のお気に入り作品となった。その後、何度も思い返して「良いな」となったから、やはり本作を好きなのだと思う。 本作は基本的には原作を忠実に再現しており、ナレーションの部分も大方、原作の文…
本作は2023年のベストに入れており、filmarksにはレビューを書いたのだが、こちらにも残しておく。 大傑作。偶然にも『オッペンハイマー』と同じく、単なる時間軸的文脈ではなくモノクロ/カラーが使い分けられていた。 この映画には2つの「反復」を感じた。…
※重要なネタバレはしないですが、ストーリーには触れるので何も知りたくない方は読まないでください。 ジュリア・デュクルノーの新作『Alpha』を観た。カンヌでは賛否が激しく分かれたようだが、個人的には、そこまでの熱量を持って賞賛あるいは批判するよう…
『プロジェクト・ヘイル・メアリ―』を観た。ちなみに、映画を観てから原作に手を出した人間である。映画全体としては色々あるが、本記事では、私が気になった一点に絞って所感を書いていく。劇中、グレースはロッキーから8個の数珠玉が付いた、連結した二つ…
『私がビーバーになる時』を観た。動物を主人公としたアニメーション映画は数多く存在する。特に近年、それによって現実の人間社会を風刺するような寓話性のある作品が目立つ。しかし、このアプローチには大きな欠点があると思っている。そもそも、自然界に…
『ウィキッド 永遠の約束』を観た。後述するように素晴らしかったところはあるが、全体的に絶賛とは言えない感じである。なお、ミュージカルの方は見ていない。 本作の大まかな構図は、『オズの魔法使い』として知っている物語はあくまで一面であり、その裏…
どうでも良い自分語りです。 名古屋出身である私は、小学生の頃に河合塾千種校に通っていた。そこで算数を教えていた講師の一人が倉本徹氏である。自分の記憶では、倉本氏の授業は分かりやすく、時折り下ネタを交えながら(本当はこういうのは良くないのかも…
雑記(前置き) 2025年映画ベスト10 雑記(前置き) 明けましておめでとうございます。2025年の新作ベスト10を書きます。なお、bestと言いつつ、あくまでfavoriteな視点で選んでいます。ちなみに、これに対する良い表現が、ヨアキム・トリアーの新作『センチ…
三宅唱監督の最新作『旅と日々』を観た。個人的には超面白かった。特に大きな事件が起こるわけでもないのに、ただ面白いのだ。同時に、三宅監督つながりで、2022年の映画批評月間で公開された『ブリュノ・レダル、ある殺人犯の告白』が脳裏をちらついた(三…