ぴこぴこぽよぽよ
『非常宣言』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年1月8日
時代性を取り入れたテーマは良く、航空機内外で物理的に断絶された人々がどうやって互いに関わり合うことができるのかという視点も興味深かったが、ディテールを詰めないまま色々な要素を詰め込んだ結果ボヤけた印象に。特に後半のウェットな描き方も好みの分かれどころ。 pic.twitter.com/ZWnSxmqOI1
『#ヒトラーのための虐殺会議』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年1月11日
大傑作。淡々とナチス高官達の会議を描く。我々が行う会議のように、参加者達は"論理的"に意見を戦わせる。意外にも、ちゃんと反対意見を述べるのだ。休憩中には雑談をする。中には"人道的"な者もいる。我々と違うのは、前提が狂っているということだ。@FansVoiceJP pic.twitter.com/Tg1KUc2yru
『#FALL/#フォール』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年1月15日
良かった!ワンシチュエーションものの新たな代表作。この系譜の映画の鉄板を押さえながらも、新鮮なスリルを与えてくれる。良い意味でこちらが想像した主人公が実践してくれるのでストレスフリーだ…と思っていたら「それ本当にやるのか!」と期待を超えてきた。@FansVoiceJP pic.twitter.com/etu7MOLLe7
『#すべてうまくいきますように』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年1月18日
傑作。フランソワ・オゾンは多才だと再認識。父の安楽死を実現する為に皆が奮闘する姿が軽快に描かれるので見やすい一方、子としての娘たちの複雑な心境や彼女らの連帯にグッとさせられる。@FansVoiceJP pic.twitter.com/nsKRLGHTRS
『 #ベネデッタ 』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年1月22日
めちゃくちゃ面白い。もっと露悪的なものを想像していたが良い意味で裏切られた。ヴァーホーベン的ヒューマニズムがここでも描かれる。ベネデッタの奇蹟は本当なのか?という疑問に対し、では彼女の行動はどこまで「自由意志」によるものなのか?を考えるのが楽しい。@FansVoiceJP pic.twitter.com/gWn1ZAv0Hx
『新生ロシア1991』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年1月22日
昨年から引き続き日本で続々と公開されているセルゲイ・ロズニツァの作品。4時間近くあった『ミスター・ランズベルギス』に対してこちらは70分程度。ソ連からロシアに転換する瞬間をともにし、一斉に黙祷を捧げる群衆の画に圧倒される。 pic.twitter.com/yaUgFNYxDM
『#少女は卒業しない 』
— Taku (@glaneurs_et_al) 2023年1月29日
男子校出身だが、とても好き。卒業への日々を過剰に演出せずに淡々と描くことで、役者の自然体な演技も相まって、「在りし日」をそのまま再現している。少女らのエピソードが必要以上に交差せず、しかし其々の物語が響き合っているように感じられるところが美。@FansVoiceJP pic.twitter.com/9SLHdW9NHB